【MSN産経】島根県HP 津波浸水想定区域を公開 住民避難に活用

島根県で、津波浸水想定区域がホームページで公開されていることが話題になっています。


島根県HP 津波浸水想定区域を公開 住民避難に活用 – MSN産経ニュース

 東日本大震災を受け、島根県は日本海を震源とした地震による津波の浸水想定区域をホームページで公開している。沿岸11市町村の浸水の程度などを地図上で示しており、各自治体では住民避難などに活用する。 

 想定した地震は、出雲市沖合、浜田市沖合、新潟県佐渡島北方沖を震源とする5パターン。1月の県地震被害想定調査検討委員会で示された津波予測結果に基づき試算した。

 浸水想定区域は50メートル四方の区画で表示。浸水の程度を「0~0・2メートル」「0・4~0・6メートル」「0・8~1メートル」「1・5メートル~2メートル」「2メートル以上」など8段階に色分け。区域ごとに標高や津波の最高水位、到達予想時間など8つの情報を掲載している。

 島根県は今後、同委員会が追加で想定した「隠岐北西沖地震」の浸水範囲も公開する。また、佐渡島北方沖のマグニチュード7・85の地震で発生が予想される津波が県沿岸に到達するまでの様子についてもコンピューターグラフィックスで表示する。

 浸水想定区域は、県の行政情報を地図上で閲覧できる「マップonしまね」で公開している。